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2011年2月

2011年2月27日 (日)

幼稚園・小学校・中学校及び高等学校の学習指導要領等の 実現状況の把握に関する実践的調査研究報告

 国立教育政策研究所の平成17年度の「研究指定校(教科別指定)に係る企画委員会」の一員として仕事をした。当時は、中教審への資料の提出のために、全国の研究指定校の特定の全学年の1学級の児童の全員の理科の評定を分析した。そのデータの膨大さには閉口した。これは、のちに(ざんねんなほど)非常にコンパクトにまとめられて、立教育政策研究所のホームページから公開されている。

http://www.nier.go.jp/kaihatsu/shidou/report/gakuryoku_r15-17.pdf

 なお、私はもう委員を交代しているが、今、この委員会は、国指定の研究指定校の指導助言を行っている。

2011年2月25日 (金)

「理数脳をつくる授業 理科&算数 第4号」(2011年2月)

 筑波大学附属小学校に事務局を置く「基幹学力研究会」が企画して、明治図書が半年に一回のペースで出している「理数脳をつくる授業 理科&算数」の第4号が、今月出た。これに書くのは、創刊号以来2回目だ。そして、今年度私が関係した雑誌は全てでたことになる。
 特集は「理数の思考回路をつくる導入発問」で、2つの教科で様々な実践やネタが紹介されている。私は、「授業で育つ科学する心」というリレー連載の第1回を頼まれてしまって、連載の方向性をどうするかで悩んでしまった。(なんかこういうパターン、前にもあったな。あ、「初等理科教育」での授業評価のリレー連載だ) そして、「まずは、いかに素朴概念をひき出していくか?」というタイトルで2ページを書いた。
 この本の理科についての編集長は、筑波大学附属小学校の佐々木先生だが、今度は国語の説明文と理科との関連性についても構想しているらしい。その結果が実るのが楽しみだ。
 ちなみにこれは雑誌ではなくて書籍扱いになっている。既刊のものも紹介しておくので、興味のある方は購入してほしい。

2011年2月23日 (水)

教えて考えさせる理科 小学校

 先行学習を唱える鏑木もと校長が編集した本。私は、3年生の「光の性質」の6ページを分担執筆した。
 ・市川 伸一 監修
 ・鏑木 良夫 編集
 ・図書文化社 出版

2011年2月21日 (月)

初等理科教育 2011年月1号

 この号の特集は「言語活動の評価」だが、やはり私の担当は表紙とその解説だった。この年度から現場を離れてしまい、実践をしてそれを投稿する事ができなくなったので、表紙要員となってしまったのはしかたがないことか。

 ・日本初等理科教育研究会 編集
 ・農文協 出版

2011年2月19日 (土)

初等理科教育 2010年4月号

 この号の特集は「新学習指導要領で授業はこう変わる」。ただし、私が担当したのはまた表紙の写真とその解説。4月号としてきれいで目立つものというリクエストだったので、ソメイヨシノの花の蜜を吸うメジロの写真とした。
 ・日本初等理科教育研究会 編集
 ・農文協 出版

2011年2月17日 (木)

「キーコンピテンシー」に基づく学習指導法のモデル開発に関する研究

 科学研究費補助金基盤研究(B)として、国立教育政策研究所の下田総括研究官の下で、小中学校の教師と大学の教授によって行われた研究。研究期間が実質半年しかなく、実践をしながら、休日には文部科学省で検討会をするというかなりハードなスケジュールだった。私のテーマは「思考力や表現力を高める3年『光を当てよう』の授業 ー日光で温めた水でぞうきんを洗おう!ー」というものだった。
 報告書は2009年3月に出されたが、ネット上では簡単なものが次のURLで公表されている。

http://kaken.nii.ac.jp/d/p/19330208

2011年2月15日 (火)

楽しい理科授業 2009年3月号

 この号の特集は、「なぜ理科を学ぶのか ー楽しいトーク27」だ。この中の「科学への憧れを醸成する楽しい小話」の1つとして、「メダカには理科が詰まっている」を書いている。もう1人の執筆者とあやうく内容がだぶりそうだったので、生物系の話に慌てて変えたのを覚えている。

 ・明治図書
 ・870円

2011年2月13日 (日)

[復刻]自然の観察

 戦中に、子どもに直に自然に触れさせるために「教師用」の教科書のみがつくられたのが、「自然の観察」だ。今だに現代的価値を持つこの本を、文部科学省の日置光久教科調査官(現在は視学官)の肝入りで、日本初等理科教育研究会が復刻させたのがこの本だ。図や写真の一部が不明瞭のほかは忠実に復刻し、解説もついている。この中に、以前「初等理科教育」の表紙の写真で評判が良かった「マツの芽生え」が使われている。

2011年2月11日 (金)

初等理科教育 2010年7月号

 この特集は「子どもの学びと実験・観察」だが、今回は表紙の写真(レンゲショウマ)とその解説を担当した。編集部にとって、私は便利な存在なようで、手ごろな表紙の写真がないと私にメールをよこす。すると候補を5点くらいに絞って、その画像ファイルを添付してメールする。そしてその中から1枚が決まり、その解説を書く事になる。全部合わせても1週間とかからない。

 ・日本初等理科教育研究会 編集
 ・農文協 出版
 

2011年2月 9日 (水)

群馬県外来植物チェックリスト 2008年版

 これは、2009年3月に、群馬県立自然史博物館から出されたものだ。2005年に「外来生物法」が施行され、外来生物についての関心や調査の必要性が高まる中、1987年の「群馬県植物誌 改訂版」以降に記録された外来生物の報告書となっている。私は、標本提供者のメインの1人として参加した。また、私の長男(現在中学2年生)が見つけた外来種3種も入れられている。
 これには2005種もの植物が乗っているが、出版後、さらに追加種が出ている。本当に困ったものだ。

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